品 番
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SC2-187
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年 代
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1950s
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生産国
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アメリカ合衆国
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生産者 | ミリアム ハスケル Miriam Haskell |
素 材
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フェイクパール、ゴールドメタル
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寸 法
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長さ:6cm、幅:3.3cm
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ひと言
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アメリカン・コスチュームジュエリーの女王と呼ばれるミリアム ハスケルですが、 そもそもその意識の高さが、女王と呼ばれるに相応しい卓越した数々の作品 を世に送り出させたのでしょうか。 一貫して、「本物以上に最高のジュエリー」を追求し、「コスチュームジュエリー は模造品を使用した物」という認識を変え、貴重なジュエリーとして捉えていた 様です。 コスチュームジュエリーに対する並々ならぬ愛情が、素材の仕入れや、加工方 法の追求、パーツを接着剤を用いず細いワイヤーで留める方法、そのワイヤー ワークを美的にそっと隠すためにもう1枚プレートを貼る・・・等の工夫へと駆り 立てた様に感じます。 また、「実際に着けてみると、女性が美しく見えるように計算し尽くされて作ら れている」とは本当だ、とつくづく実感致します。 ハスケル独特の表情豊かなバロックパールを、3つの異なった色・形で揃えた 、ブローチです。 当初、フェイクパールは、ガラスの産地:ボヘミアやヴェネチアで、ガラスの核に 、魚の鱗(エッセンス・ド・オリエント)から採取する箔の粉末をペースト状に溶か したものを幾重にも塗りつけ、作られていた様ですが、ハスケルは、1950年前 後より、なんと、大阪等のガラス工場で作られた日本製のものを多用した様で す。 Made In Japanの品質の高さに、いち早く目を付けるとは、さすが、ハスケルで す。 思わず、嬉しくなってしまいます。 また、シャネルのパールはナチュラルなクリームカラーのものが多いのに対し 、ハスケルのパールはピンクやグレー等のカラーパールが多いのも特徴と言 えます。 ペアーの実や葉の様なゴールドメタルも、実に生き生きとした植物の雰囲気を 伝えています。 ハスケルの、植物に対する慈しみの心が、作品に反映されているのでしょうか。 溢れ出る、説得力の有る美しさを感じます。 |
ミリアム ハスケル パール ブーケ ブローチ [SC2-187]
ミリアム ハスケル パール ブーケ ブローチ
[SC2-187]