サフィレット ブローチ [40-13-2]

商品詳細

 

品 番
40-13-2
年 代
19世紀末  ナポレオンIII
生産国
フランス
素 材
サフィレットグラス、メタル  (オリジナルボックス入り)
寸 法
長さ:6cm  サフィレットグラス 中央 直径:8mm、左右 直径:5mm×2ヶ
ひと言

肌に溶け込む様なモーヴに、一筋の光が当ると、ふぅわりとアクアブルーの浮かぶ、大変にミステリアスで、魅惑的なブローチです。

サフィレット(Saphiret)は、1800年代後期から1900年代中期にかけて作られていたジュエリー仕様のグラスです。
ボヘミア(チェコ)のヤブロネッツ地方で誕生し、19世紀中期には、ドイツでも作られていたと言われております。

サファイア(Sapphire)様の青味を出す為、溶解したガラスに、金を加えた、あるいは、砒素を加えた、と諸説あるようです。
この絶妙な匙加減で、モーヴ、モカ、ピンクブラウン、煉瓦色といったベースカラーに、光が当ると、反射で、幻想的な青や緑の光り輝きが浮かび上がります。
上記、金使用説に拠ると、金の価格高騰、砒素使用説に拠ると、製造者が危険という理由で、製造困難となり、現在では、製法不明の為、製造されておりません。

シンプルなデザインで、サフィレットの魅力を引き立てる、そして、どんな装いにも神秘的な美しさを加えやすいものと存じます。