ティアドロップ オールド マイン カット ダイヤ ピアス<鑑別書付> [SC2-209]

ティアドロップ オールド マイン カット ダイヤ ピアス<鑑別書付> [SC2-209]

商品詳細

 

品 番
SC2-209
年 代
c.1900年  ヴィクトリアン
生産国
イギリス
素 材
ダイアモンド 中心(直径:4.5mm)2石、脇石(直径:2.5mm)2石、
(直径:2mm)20石、ゴールド  ※鑑別書付
寸 法
装飾部分 縦:11.5mm、横:10mm、厚味:5.5mm
ポスト 長さ:10mm
ひと言

耳元から零れ落ちそうな、光の雫。
ティアドロップ型に、整然と光の粒が並びます。
中心とその上にあるダイヤは、オールドマインカット、他の脇石は、ローズカットと、二種類のカットが、各々の特徴で光を操りますので、味わい深い光り輝きを、魅力的に構成しております。

裏側は、どの石の後ろにも、穴が空けられており、さらに、石座が曲面であるため、存分に、光を取り込むことが出来ます。
また、石座の曲面の、一番深い部分に、中心のダイヤが突き出るように配されている為、立体的で、見応えがございます。
中心のダイヤは、水の表面張力を想わせる、ぷっくりした瑞々しさを伝えます。

それもその筈、中心と、その上にあるダイヤには、オールドマインカットが施されております。
オールドマインカットは、ブリリアントカットに比べ、(1)テーブルが小さい、(2)クラウンが高い、(3)パヴィリオンが深い、(4)オープンキューレットという特徴がございます。
この様に何処から見ても煌き、ひいては、石の周りをふわぁ〜っと光が包む様に感じさせる特徴のあるカットのダイヤを、一番突き出た部分に付けるというのは、なるほど有効です。

古くから、人々は、大切な想いを、特定の形(モチーフ)に託し、表現して参りました。
当ピアスの形は、ティアドロップ、ドロップ、雫と呼ばれ、元来、「神々が地上の生きとし生けるものに与える生命力としての慈雨」「豊穣」という意味だったそうですが、水面に雫が落ちて波紋が広がる様に、「始まり」「創造」「再生」「復活」等をも表わす様になりました。
水の連想から、「露」「雫」を意味するラテン語“ros(ロス)”“mary(マリー)”は海を象徴し、「悪い気を流す」「浄化」とも関連付けられているそうです。

どうりで、無色透明のダイヤ一粒一粒が、虹色の煌く大きな雫となって、自分自身に、清く、美しく、染み入る様に感じます。

ネジネジの刻み込まれたスクリュー式のポストに、通常より大分大きなキャッチが頑丈に付いておりますので、大切なダイヤのピアスも、安心してご愛用戴くことが出来ます。


『宝石鑑別書』には、下記事項が明記されております。
○鑑別結果  鉱物名:天然ダイヤモンド
○外観特徴  透明・無色
○形   状  オールドマインカット 2個  ピアス
          脇石/ダイヤモンド