マティス　ピーターパン　チョーカー [50-18-2]

Jerry Felsが、先ず、1946年、ロサンゼルスにRenoir of Californiaを設立しました。
コッパー（銅）で作り出す、幾何学的・抽象的なモダンデザインを特徴とするもので、アメリカのアート アンド クラフト運動の流れを汲むものでした。
それは、典型的なラインストーンを使ったコスチュームジュエリーからの改革の様でした。
次に、Jerry Fels and his familyは、1952年、上記特徴を保持しつつ、表面にエナメル装飾を施した作品を製作するため、Matisseを設立しました。
それは、コスチュームジュエリーの新しい方向性を示すものでした。
RenoirもMatisseも、1964年迄、作られていました。
同社のジュエリーは、他とは一線を画し、モダンアートに通ずるものでした。

この“ピーターパン”と名付けられたチョーカーは、脳裏に焼き付く様な、厚く塗られた深紅のエナメルが大変印象的です。
グラデーションが、益々赤い情熱を高めます。
斬新な幾何学的デザインが、潔い美しさを明示します。
長方形の連結は、流れるような軽快な配置で、身に着けた時、優美に纏うことが出来ます。
また、裏面の処理が良いので、着け心地が良いです。