ヴィクトリアン オールドヨーロピアンカット ダイヤ リング [SC2-298]

ヴィクトリアン オールドヨーロピアンカット ダイヤ リング [SC2-298]

商品詳細

品 番
SC2-298
年 代
1898年  ヴィクトリアン
製作国
イギリス  バーミンガム
製作者
Payton, Pepper & Sons Ltd(刻印あり。)
素 材
ダイヤモンド(直径:2.5mm)3石、(直径:2mm)2石、18金(2.8g)
寸 法
リングサイズ:14号(サイズ調整可能なデザインです。)
装飾部分  縦:8.5mm、横:14mm、高さ:2mm
ひと言
雲間の満月か、はたまた太陽か・・・地球か。
円をスクロール(scroll)が斜めに横切る斬新なデザインです。
スクロールには、よく煌めくダイヤが5石入っておりますので、デザインの持つ不思議な魅力が、文字通り、生きて参ります。
スクロールのくるくるは、“肩”へと続きます。

ヴィクトリア時代には、シンプルに円をダイヤの一文字が横切るものや、当リングのデザインをもっと上下から潰したアールヌーヴォー様式のものも作られていた様です。
変化させながらも継承される、人気の高いモチーフであった事が伺われます。
当時、こんなにモダンでかっこいいデザインが有った事には、驚かされました。

ダイヤに施してあるのは、ブリリアントカットの原型と言われるオールドヨーロピアンカットで、19世紀末から20世紀にかけて主流となり、1950年頃まで盛んに用いられていたものです。
現在のブリリアントカットのダイアモンドは、いかに大きく見せるか、オールドヨーロピアンカットは、『いかに動きに伴い沢山煌めくか、がカットの意図』との事ですが、確かに、不思議な煌めき=シンチレーションを強く感じます。
無色透明ダイヤの清浄な輝きは、指を斜めに行き来し、何とも美しいものがございます。

リングに、地金のデザインの面白味を求められる方、そこに煌めきを求められる方に、特に、お薦め致します。
なかなか見掛けないデザインです。
ピンキーリングになさっても、素敵かと存じます。