ラリック クレッセント プレート 蒲の穂 箱入 [JT-MO-G]

ラリック クレッセント プレート 蒲の穂 箱入 [JT-MO-G]

販売価格: 100,000円(税別)

(税込: 110,000円)

商品詳細

品 番
JT-MO-G
年 代
c.1930年
製作国
フランス
製作者
ルネ ラリック  René Lalique
素 材
ガラス
寸 法
縦:17cm、横:20.2cm、高さ:2.5cm
ひと言
1860年、シャンパーニュに生まれた、ラリックの創始者ルネ ラリックは、パリやロンドンにて装飾美術を学び、1885年から、ジュエリーデザイナーとして活躍し、1905年には、ヴァンドーム広場に店を構えました。
1907年、コティの依頼で香水瓶をデザインし、好評を博したのをきっかけに、ガラス工芸へと方向転換しました。
1945年に亡くなってからは、子息マルクが継ぎ、孫娘マリー クロードが、1994年にラリック社の株を売却する迄、同族経営でした。

自然の美をラリック流に優雅に表現し、三日月形(クレッセント、crescent)中央から徐々に低くなる蒲の穂が彫刻された器です。
蒲の穂(cattail)は、「再生」と「多産」の象徴です。

ラリックのガラスは、1つの作品を仕上げる迄に、凡そ20人もの卓越した技術を持つ職人が携わり、道具や坩堝から自分達で作り、数々の工程を経て、仕上がります。
コールドワークだけでも10名以上もの手作業で仕上げていることが、ガラスでありながら温か味を感じさせる要因と存じます。

厚味のあるガラスに、深く彫り込まれておりますが、よく研磨されており、角が無く、円やかで、やさしい感触でございます。
穂の部分には、ラリックのお家芸である繊細なサティナージュ(フロスト加工、艶消し)が施され、正に、サテンのあの細かい光が拡散致します。
柔らかに反射される光は、不思議なやわらか味を感じさせる質感。
指でなぞると、まどろみを覚えるような、あまい感覚が残ります。

保管に安心・便利な専用ケース入りでございます。