ヴィクトリアン ボヘミアン ガーネット ピアス [SC2-232]

ヴィクトリアン ボヘミアン ガーネット ピアス [SC2-232]

商品詳細

品 番
SC2-232
年 代
c.1880年 中期ヴィクトリアン
製作国
イギリス
素 材
ガーネット(直径:3.5mm)33石、(直径:2mm)19石、18金
寸 法
長さ:30mm、装飾部分 縦:25mm
ひと言

『耳朶から零れ落ちる色気』を形有るもので表したら、こんな具合になるのではないか、と存じます。
耳朶は、特別に、生物のセクシャルな反応を示す部位と言われており、『筆に残っている頬紅を耳朶に付けましょう』というお化粧のテクニックが有るくらいです。

一見気品に満ちているのですが、Red Lightに照らし出される黒いレースを連想させる艶やかさが有り、その二面性にドキリとさせられます。

“ボヘミアン ガーネット”と呼ばれ親しまれた、ボヘミア地方で産出された血赤色のガーネットをローズカットにし、細やかなレースの様にぎっしりと詰め込んでおります。
底の方程、明るく、赤く、発色し、ふわぁ〜っと内側から強い赤味を発しており、神秘的です。
このマジカルな様子は、宝石の輝きよりも、色に重きを置いた時代の技法:クローズド・セッティングが施されていることにより生じるものです。
これは、透明な宝石の裏側を、台座の地金で完全に覆ってしまう留め方です。
裏面に、フォイル(薄い箔)を入れ、光による色を調整・強調したものですので、フォイルに近い底から、魅惑的な赤い光が浮かび上がるのです。

さらに、デザイン的に、上の固定されているお花と、下の揺れ動くお花と、同じ動きをしない事により、奥行きを感じさせる、異なる魅力の赤い光を発します。
実際に着用してみると、顔周りに赤味が差し、ミステリアスながら、健康的でヌーディーな飾らないセクシーさを漂わせます。