ジョージアン ローズカット ダイヤ クラスター リング<鑑別書付> [46-1-1]

ジョージアン ローズカット ダイヤ クラスター リング<鑑別書付> [46-1-1]

商品詳細

品 番
46-1-1
年 代
c.1820年  ジョージアン
生産国
イギリス
素 材
ダイアモンド(直径:4.5mm)1石、(直径:3mm)10石、18金
寸 法
リングサイズ:11.5号(サイズ調整可能なデザインです。)
装飾部分 直径:11mm、高さ:5.5mm
ひと言

ジョージアンらしい、可憐なフラワーデザイン。
横から見ると、まるでデイジーの花と葉や茎の様。
元気で、生き生きとした様子です。
石座は、花の額を想わせ、ローズカットの延長線の様に刻みが入っております。

大地の恵みを感じさせる、個性的な形のダイヤを生かした上で、ローズカットを施しております。
拡大写真をご覧戴くとローズカットがよく観察できますが、なるほど、薔薇の蕾の様な尖った六角錐の形をしております。
底部は、平らで、ブリリアントカットを見慣れていると、上下逆さに着いている様な不思議な感覚を受けます。
静かに、強く、多くの方を虜にしてしまう、魔性のカットです。 
ローズカットは、17世紀頃開発され、18世紀に、ブリリアントカットの原型:オールドヨーロピアンカットの出現により、徐々に主流を外れていったと言われております。

さらに、透明な宝石の裏側を、台座の地金で完全に覆ってしまう留め方:クローズド・セッティングが施されており、石裏面に、フォイル(薄い箔)を入れ、光による色を調整・強調したものですので、見慣れたダイヤには無いその効果を感じさせられます。
底が無い湖面の様で、何処まで深いのか分からないミステリアスな深みを感じさせます。
また、鏡の様な、シャープな金属質の輝きを見て取る事が出来ます。

アンティーク独特の優美な雰囲気の中に、草花の純粋な生命力までも感じさせる、味わい深いリングでございます。
 

 

『宝石鑑別書』には、下記事項が明記されております。

○鑑別結果  鉱物名:天然ダイヤモンド

○外観特徴  透明・無色

○形   状  ローズカット 11個  リング