サフィレット リング [34-25-1]

商品詳細

 

品 番
34-25-1
年 代
19世紀末  ヴィクトリアン
生産国
イギリス
素 材
サフィレットグラス、18金
寸 法
10.5号  サフィレットグラス 縦:2.4cm、横:1.5cm
ひと言

肌馴染みの良い煉瓦色のベースに、一筋の光が当ると、オーロラや銀河の様に、孔雀の羽根を想わせるグリーンが拡がります。
宇宙を感じさせられ、とてもミステリアスです。

なかなか見掛けない、大変に貴重な、大粒カボションカットのサフィレットグラスです。

サフィレット(Saphiret)は、1800年代後期から1900年代中期にかけて作られていたジュエリー仕様のグラスです。
ボヘミア(チェコ)のヤブロネッツ地方で誕生し、19世紀中期には、ドイツでも作られていたと言われております。

サファイア(Sapphire)様の青味を出す為、溶解したガラスに、金を加えた、あるいは、砒素を加えた、と諸説あるようです。
この絶妙な匙加減で、モーヴ、モカ、ピンクブラウン、煉瓦色といったベースカラーに、光が当ると、反射で、幻想的な青や緑の光り輝きが浮かび上がります。
上記、金使用説に拠ると、金の価格高騰、砒素使用説に拠ると、製造者が危険という理由で、製造困難となり、現在では、製法不明の為、製造されておりません。

シンプルなデザインで、サフィレットの魅力を引き立てる、そして、どんな装いにも神秘的な美しさを加えやすいものと存じます。