ジョージアン ガーネット クロス [47-24-4]

ジョージアン ガーネット クロス [47-24-4]

商品詳細

 

品 番
47-24-4
年 代
c.1820年 ジョージアン
生産国
イギリス
素 材
ガーネット(長径:5.5mm) 11石、シルバー
寸 法
縦:4.15cm、横:2.8cm
ひと言

ジュエリーの起源は、太古、天災・事故・病気から身を護る魔除け(アミュレット)や、大猟祈願のお守り(タリスマン)として身に着けられたことであると言われております。
中世になると、キリスト教の影響を受け、これらは、十字架、キリスト、マリア、聖人をモチーフにしたジュエリーとして、数多く見られるようになりました。
十字架は、クリスチャンにとっては、救済と永遠の命、ひいては希望と結び付けられるそうです。

暗闇に幽かに漂う炎の様な赤が、光が射すことによって、舞い上がるような情熱的な赤に変化する、神秘的な、力強さを感じさせるクロスです。

本来の柘榴石独特の色味に、様々な工夫が施され、この神秘的な雰囲気を醸し出していることを伺わせます。
先ず、果敢にも数えようとして目が回った、驚くべきファセット数を誇るローズカットが施されていることにより、チラチラチラチラ・・・と11石全てが電光石火の如く煌きます。
次に、宝石の輝きよりも、色に重きを置いた時代の技法:クローズド・セッティングが施されていることが言えます。
これは、透明な宝石の裏側を、台座の地金で完全に覆ってしまう留め方です。
裏面に、フォイル(薄い箔)を入れ、光による色を調整・強調したものですので、見慣れたガーネットには無いその効果を感じさせられます。

ガーネットの宝石言葉には、『秘めた情熱』『努力』『真実』『友愛』『勝利』等が有るようです。
実りの象徴とされる意味が頷けます。