エドワーディアン シェル カメオ イヤリング [32-3-1]

エドワーディアン シェル カメオ イヤリング [32-3-1]

販売価格: 50,000円(税別)

(税込: 55,000円)

商品詳細

品 番
32-3-1
年 代
c.1910年  エドワーディアン
製作国
イギリス
素 材
サルドニア貝、マルカジット(マーカサイト)、ブラス
寸 法
全長:3.4cm  装飾部分 縦:2.65cm、横:2cm
ひと言

ご要望にお応えし、アンティーク仕上げのブラス製“イヤリング”パーツ(滑り止め付)に付替えました。

美しいお嬢さんがふたり、向き合うカメオです。
カメオとは言え、イヤリングですので、ブローチとは異なる、弾む軽やかさを感じさせます。
実際、軽く、着け心地が楽です。

お嬢さん方は、伏目がちで、上品な表情をしておりますが、サルドニア貝の性質上、光の加減によって、背景部分が明るく半透明になると、ぱっと表情が明るく、楽しそうに見えて参ります。
また、それが、軽やかで、瑞々しい雰囲気にさせます。
くるくる巻き髪の流れや、大きく開いた襟とデコルテの立体感も、繊細で美しいものです。

カメオの額縁に当るシルバー部分には、綱状の装飾が施され、その外側に、リボンの、動きの有る可愛らしい装飾が見受けられます。
このリボンは、先端に行く程薄くなっているため、立体感と、動きを加えます。
マルカジットの煌きが、鮮やかです。

マルカジットは、ダイアモンドが大変稀少とされていた18世紀後期、その代用品として、強い輝きの出る様にローズカット状に研磨し、黒ダイヤと親しまれ、ジュエリーに多く装着されていた様です。
マルカジットは、同じ化学組成を持ち合わせている、鉱物学上のマルカジット(marcasite、白鉄鉱)と、誤称されているそうですが、本当は、アイアン・パイライト(iron pyrite、黄鉄鉱)という鉱物だそうです。