ヴィクトリアン ルビー ローズカット ダイヤ リング [SC2-237]

ヴィクトリアン ルビー ローズカット ダイヤ リング [SC2-237]

商品詳細

 

 

品 番
SC2-237
年 代
c.1900年  ヴィクトリアン
生産国
イギリス
素 材
ルビー(縦:5.5mm、横:4mm)1石、
ダイアモンド(直径:2.5mm)12石、(直径:1.5mm)2石、(直径:1mm)2石、6.8金
寸 法
リングサイズ:12号(サイズ調整可能なデザインです。)
装飾部分 縦:11.5mm、横:9.5mm、高さ:5.5mm
ひと言

とろけるルビーの豊潤な色合いを、ローズカット ダイヤ独特の、鏡の様な金属質の輝きが高貴に包みます。

指を細く、長く、華奢に演出するスクエア型をしておりますが、輪郭が、円形のダイヤででこぼこし、澄ました中にも可愛らしさを感じさせます。
また、シャンクに繋がる“肩”部分にも、左右2石のダイヤが嵌め込まれ、光が零れ落ちる様です。
ルビーを支える“爪”はピンク、ダイヤの嵌っている“爪”や“石座”はホワイト、指に触れるシャンクはピンクゴールドです。
シャンクは肌の色に溶け込み、石を際立たせ、益々煌びやかに感じさせます。
恰も、ルビーの発する情熱、ダイヤの冴え渡る清浄無垢な輝きが、流れ込んでくるような感覚すら受けます。
温と冷、甘と辛のバランスが、絶妙と言えるデザインです。

ローズカットは、一般的に「やさしい光」「やわらかな光」を放つと評され、人気ですが、当リングは、チラチラチラ・・・と常にシンチレーションが燦然と光り輝き、ある種のダイナミックさを感じさせます。

ローズカットは、その名のとおり、薔薇の蕾の様な尖った六角錐の形をしております。
底部は、平らで、ブリリアントカットを見慣れていると、上下逆さに着いている様な不思議な感覚を受けます。
底部が平らである事を受け、あの、鏡の様な金属質の色と輝きを発するものと思われます。
ローズカットは、17世紀頃開発され、18世紀に、ブリリアントカットの原型:オールドヨーロピアンカットの出現により、徐々に主流を外れていったと言われております。
静かに、強く、多くの方を虜にしてしまう、魔性のカットです。