ヴィクトリアン　アメジスト　パール　ブローチ [49-26-4]

“愛の守護石”“真実の愛を守り抜く石”と呼ばれるアメジストが、可愛らしく円を描き、ナチュラルパールが可憐さと明るさを添え、初々しい雰囲気です。

古代から様々な図形が魔法の力を持つとして用いられて参りましたが、円は、その最も古いものと言われている様です。
円は、偉大なる太陽、生命の種たる卵、巡り来る車輪、神秘的な力をもつ眼等、様々なものを象徴する図形でもありました。

よくよく見ると、一石一石に個性を感じるアメジスト。
カットも美しく、華やかで艶っぽい色合いに、輝きを加えます。

アメジストは、ギリシャ神話で、酒に酔った酒神バッカスの悪戯でピューマを嗾けられ、石に変えられてしまった月の女神の女官：アメジストに因んで名付けられたそうです。
語源となったギリシャ語の“amethystos”とは、“酒に酔わない”という意味だそうです。
古代ローマでは、酒のみならず、場や情に流されない冷静な判断力を与えてくれ、人生の悪酔いからも護ってくれるものとされていた様です。
キリスト教では、“司教の石”と呼ばれる程、宗教儀式には決まって用いられた様です。

絶妙な形と大きさで、使い勝手が良く、襟元や胸、スカーフ・・・位置を変えるだけで、随分と雰囲気が変わります。
甘く、フェミニンな要素を、ダイレクトに。