サフィレット モーヴ×ブルー クロス ペンダントトップ [52-16-9]

サフィレット モーヴ×ブルー クロス ペンダントトップ [52-16-9]

商品詳細

品 番
52-16-9
年 代
19世紀末  ヴィクトリアン
製作国
イギリス
素 材
サフィレットグラス、9金
寸 法
縦:45mm、横:30mm、高さ:6.5mm
ひと言
大粒のサフィレットが5粒も並ぶうえ、クロスデザインということも手伝って、浮世離れした美しさを放つペンダントトップです。

透明なモーヴが、光の魔法で、アクアブルーやミントグリーンに色を変え、めくるめく幻想的な世界が拡がります。

なかなか見掛けない、大変に貴重な、大粒ファセットカットのサフィレットグラスです。
ファセットカットは、宝石の透明度を最大限に生かす場合に用いられるため、色を際立たせ、光を感じさせるのに、一役買っております。
カットの生み出す十字が、4粒各々のサフィレットの奥に浮かび上がり、とても神秘的です。

サフィレット(Saphiret)は、1800年代後期から1900年代中期にかけて作られていたジュエリー仕様のグラスです。
ボヘミア(チェコ)のヤブロネッツ地方で誕生し、19世紀中期には、ドイツでも作られていたと言われております。

サファイア(Sapphire)様の青味を出す為、溶解したガラスに、金を加えた、あるいは、砒素を加えた、と諸説あるようです。
この絶妙な匙加減で、モーヴ、モカ、ピンクブラウン、煉瓦色といったベースカラーに、光が当ると、反射で、幻想的な青や緑の光り輝きが浮かび上がります。
上記、金使用説に拠ると、金の価格高騰、砒素使用説に拠ると、製造者が危険という理由で、製造困難となり、現在では、製法不明の為、製造されておりません。

表、裏、斜め・・・様々な角度から眺めると、異なる趣で魅了され、肌に乗せると、また姿をガラリと変え、何通りにも惚れ惚れさせられる、魔性のクロスです。
お好みのチェーンやリボンに通してお使い下さいませ。