品 番 | 51-27-3 |
年 代 | c.1910年 |
製作国 | フランス Limoges リモージュ × ドイツ Dresden ドレスデン |
製作者 | 製陶: Charles Ahrenfeld (リモージュ フランス、1894年創業) 絵付: Heufel & Co. (ドレスデン ドイツ、1900年創業) |
素 材 | 磁器 |
寸 法 | 高台付ボウル 直径:8.3cm、高さ:8cm ソーサー 直径:11.4cm、高さ:2cm |
ひと言 | 奇跡のコラボ、なんと、文字通り有難い、フランスとドイツの合作、 しかも、あのリモージュとドレスデンによって、生み出されました、得難い逸品中の逸品でございます。 この物語は、底部にて、リモージュの製陶所である Charles Ahrenfeld のサインに金を重ね、新たに絵付会社 Heufel & Co. のサインを加えているところからご確認戴くことができます。 異なる美意識や表現方法で世界を魅了する二大芸術大国のコラボレーションとなると、他にはない、どこにも属さない、究極の美しさを放ちます。 この作品の場合、絵柄の繊細なサクソンフラワーのガーランドから、ドレスデン ドイツ製と察しても、どこかそれらしくない雰囲気を感じました。 底部を確認し、リモージュ フランスの製磁と確認して、初めて納得する、軽やかな薄造り、小粋な形状・造作をしており、フランスのエスプリを感じます。 言わば、フランス、ドイツ、両国が誇る、独自の感覚や卓越した技術を各々駆使し、その得意分野で、ふんわりとした、明るく、軽やかな、多幸感が形として表されていると感じます。
写真の掲載枚数に限りがあるため、撮影した拡大写真も少ししか掲載出来ませんでしたので、ご覧になりたい方は、お気軽にご用命下さいませ。 先ずは、全面の絵柄をご覧戴きたく写真を選定致しました。 いかに豊富な種類の草花が、色彩鮮やかに手描きされているか、ご覧下さいませ。 可憐で繊細、活き活きした草花は、花綱(ガーランド)を成して、香るような美しさです。 また、内側や足元の金彩は、踊る妖精の様に愛らしく、軽やかで動きのあるものです。
ぜひ、6客組の写真も、併せてご覧下さいませ。
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