優しいアールデコに包まれて鑑賞する『メディチ家の至宝』

BS日テレ ぶらぶら美術・博物館
http://www.bs4.jp/burabi/index.html


山田五郎さんのナビで、おぎやはぎと共に巡る美術館・博物館の情報・解説番組、忘れなければ(この性格ですから・・・(*´ェ`)ボー...∑(*゚ェ゚*)ハッ!)、録画し、楽しく学べ、お気に入りです。


『メディチ家の至宝』展の回 http://www.bs4.jp/burabi/onair/212/index.html では、出演者のコメントから、こんな事を学び、頭に残っております↓
●当時、ストーンカメオは、絵画の100倍の価値が有った。
●不貞により夫に殺害されたイザベッラ・デ・メディチの肖像画は、口角がいやに上がり、嫌な女と言った風である。
●≪赤ん坊を入れたゆりかご≫を懐妊祈願で妻アンナ・マリア・ルイザ・デ・メディチに贈った夫選帝侯ヨハン・ヴィルヘルム2世であるが、その後梅毒で呆気なく死去した事から推察するに、遊び人の夫が妻に梅毒をうつした為、妻は生涯妊娠出来なかったものである。
●名家に生まれるのは、楽ではない。

(´艸`;この様に、一見ろくでもない内容しか学習していない様ですが、これでて、鑑賞の軸となり、『メディチ家の至宝』展では、大変有意義に過ごせました。


東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/


お気に入りの品は、
子供用の《鳥笛に乗った猿がついたペンダント》・・・なんとも微笑ましい*´∀`)


メディチ家の権力を象徴している《蜂に襲われる竜がついたペンダント》ですが・・・蜂に襲われて、ギャ~っと舌を出す竜だなんて、笑えるヾ(≧∀≦)ノ


どちらも、大真面目な澄まし顔で、首から提げたいものでございます!!(oつ゜∀`o)アヒャッ♪
※写真は、東京都庭園美術館HPよりお借り致しました。

また、2014年リニューアルオープンした旧朝香宮邸の、創建当時の姿に近づける修復の解説を同番組で聞けたのも、訪れた際の、深い理解に繋がりました。


普通の美術館と違い、順路が分からなくなり、キョロキョロする度、「こちらです。」とスタッフの方に導いて戴いたのですが、この空間的複雑さや、展示品のみならず、建物自体もじっくり鑑賞するので、兎に角、飽きませんd(ゝ∀・)


素人考えですが、旧朝香宮邸スタイルのアールデコは、一般的な、クールで無機質、幾何学模様○△□的なものに比べ、自然主義的な要素を洗練に洗練を重ね、無駄を省いたミニマリズムという意味でのアールデコ様式と感じます。
有機的で、ほわっとした温か味を覚えるものがございます。


あの優しいアールデコに癒されながらの鑑賞は、格別です・:*:・(*´エ`*)・:*:・

白金散歩では、こんなにカッコイイ風景を見付けました!