本年も押し詰まってまいりましたが、

今年も本日迄、という押し詰まり、ご多忙を極めている時期にも係らず、沢山の方に当Antiques EVERLANDオンラインショップへご来店戴き、誠にありがとう存じます。
大変に励みになり、嬉しい限りでございます。

今年最後に陳列致しましたのは、エンジェルのミニアチュールです。



(エマイユ エンジェル ミニアチュール ブローチ → http://www.antiques-everland.jp/product/158
今、これをお読み下さっているあなた様とのご縁が出来ました事への喜びと感謝の気持ちと、来年が、あなた様にとって、一層光り輝く年となります様、また、いつでもいたずら心とユーモアーに溢れた、楽しい毎日を過ごされます様、お祈り申し上げる気持ちを籠めまして、このいたずらエンジェル達に託した次第でございます。

さて、わたくしは、皆様が走り回る程ご多忙の折、研修と称して、上野へ行って参りました。
というのも、上記エマイユ エンジェルの原稿に『エナメルの歴史は極めて古く、古代エジプト期、紀元前3000年に迄遡るそうです。ツタンカーメンの黄金のマスクにも、琺瑯加工が施されているということで、技法の歴史を想像するだけで、人類のロマンを感じるものでございます。』と書きながら、無性に現物が見たくなり、また、その絶好のチャンスが目の前に有るのに、それを活かさない訳には行くまい!と感じたからでございます。

早速、上野の森美術館の「ツタンカーメン展」へ!
子どもの頃の夢は考古学者だったわたくしにとっては、夢の様な、わくわくする世界が拡がっておりました。
特に、マスクや棺、カノポス(内臓保存器)の放つオーラは別格でした。
中に入っていた人の魂の為せる業かもしれませんが、それを精魂込めて作った職人の気合や技術の発するエネルギーかもしれません。
一番惹かれたのは、実は、「美しいブルーのガラスの枕」でした。
惹き込まれる様な美しいブルーは、古代エジプトで多用されており、それが透明感のあるガラスで出来ているなんて☆
悠久の時を越え、益々美しく輝く、神秘的なガラスでした。

お次は、「メトロポリタン美術館展」を見に東京都美術館へ向かいました。
展示のテーマが、「理想化された自然」「自然のなかの人々」「動物たち」「草花と庭」「カメラが捉えた自然」「大地と空」「水の世界」とあり、さらにそのテーマの中で細分化されているので、そのカテゴリーの分け方に、先ず、一目置きました。
特に、うっとりと惹き込まれる世界の絵を客観的に見ると、どうやら、「太陽や月の光」「表情を変える水」「輝く木の葉」「岩山」しかも、「繊細で写実的なタッチ」等と挙げられるのですが、ひいては、内なる自分が見えてくるではございませんか!

ということで、そのうちなる自分の求めるものがはっきりしたので、早速、そのお導きに従い、今度は、六本木ヒルズの映画館へ向かい、「ホビット」を3D高画質で鑑賞。
上述の、自分の求める世界の中に、文字どおり、3Dですので、すっぽり包まれて参りました。
ファンタジックな世界は、いつも自分の頭の中に有りますが、他の人の手を借りて、その人の作ったファンタジックな世界に自動的に入れられるという、摩訶不思議な感覚が、思いの外快感でした。
また、見たいところです(g^▽^g)

さて、帰るか・・・と外に出たところ、雨が上がり、こんなに幻想的な景色が拡がっておりました。


ああ、ファンタジックな世界に生きているものですね*.。.:*・°

どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
来年も、宜しくお願い申し上げます。