美を結ぶ。ひらく。 鍋島 立体

緊急事態宣言下のミッドタウンは・・・店主がぽつん・・・


MIDTOWN ICE RINK in Roppongiでは、滑っていますね~


サントリー美術館 https://www.suntory.co.jp/sma/ 『美を結ぶ。ひらく。』展に行ってまいりました。
時期が時期だけに頃合を見計らっておりましたが、チケットの期限が迫り、本当に行って良いものだろうかと躊躇いながら出掛けました。
程好い人出で間隔が十分有り、皆作品の方を向いているため、安心致しました^^

ロッカーに荷物全てを詰め込んでいた店主に、「スマホは持っていかないと、最近は撮影できる作品が有るから」と言ったのですが、全作品、撮影可で驚きました!


ガレの「風景」を“挟んで”^^



徳川将軍家や藩主のために作られた鍋島は、平面と立体で、それぞれ大変魅力的な、異なる趣を感じます。
先ずは、鍋島のコレクションのうち、大型な立体をご紹介致します。

異なる技法や素材を、どうしたらここまで組み合わせられるのか、見当もつきません。


表情豊かなお獅子を素焼きの様に、岩には一部本体と同じ彩色をして仕上げるセンスには脱帽です。



ビールかコーヒーを入れ、


蛇口から出したそうです。ぬるまらないのかと思いますが、見ているだけで楽しくなります。



造形も、色彩も、モチーフも、中国に学んだ雰囲気が色濃く漂っています。窓絵の向こうに見える景色もエキゾチックです。


窓絵は、16世紀半中国明代発といわれ、景徳鎮でも多用、ぐっと風情を感じさせるものです。沢山の葵の御紋に気付くと、国産だ!と分かります^^

次回は、平面です♪