古時計

WALTHAMの懐中時計は、父方の曽祖父の物だったそうです。


この日まで見せて貰ったことは無く、存在すら知らなかったのですが、平和島骨董まつりにて、お隣さんが「古時計Ⅲ(なぜ“Ⅲ”なのかは不明。)」だったことから、沢山懐中時計の魅力的なご説明を伺ったことから、店主が引っ張り出して参りました。

さすがプロは、迷い無くパカッっと蓋を開けていらっしゃいました!


「綺麗なものでしょう~↑」と古時計Ⅲの先生。 わぁお~キレイ!!感動♪



「20734751(本体記載)」の製造番号は、


表と照らし合わせますと、1914年~1917年の製作と言うことが分かりました。



WALTHAMのCOIN SILVER(銀貨と同じシルバー、ケース記載)製とのこと。なるほどぉ~^^♪


「SKS 94217(ケース記載)」は、精密機械の本体は当時の日本の技術では作れなかったためWALTHAM製を輸入し、ケースは精工舎が作ったのではないか、とご説明戴きました。

鉄道事故防止を由来とする時計だけあって、見やすい文字ながら、チャーミング!

バックグラウンドの探究、辿った歴史に想いを馳せるのは、アンティークの愉しみですね^^♪