勝手にoverdose?! 3

退院した今となっては、忘却の彼方となった経験ですが、書くに当たり時系列順に思い出してみると、大変興味深い内容でございます。

よく、誤った方向に歩を進めると「神様がそっちに行ってはいけないとサインを送る」「潜在意識が知らせる」「おかしなことが次々起こる」「気付くまでエスカレートしていく」と言われておりますが、それは本当だ、と身を以て体験致しました。

1)初診予約
紹介状の宛先である、「一番近い大学病院」に何の疑いも無く初診予約の電話を入れました。
思い起こせば、以前、ゲレンデヴァーゲン(鉄製のトラックの様なメルセデス)に右側から追突され全損事故(毎度の事故で恐縮です^^)を被った際、従前のとおり平気なので、消防署や救急病院に電話確認のうえ、念のため、電車に乗って訪れたのが、この大学病院の救急外来でした。
診察券が既にある、ということも手伝って、それに至りました。

多忙につき、同席する店主の専門外来予約日に合わせ、わたくしの初診予約もしようと思ったところ、電話予約センターの担当者によると、「予約が入れられない日だが、予約ナシでも、初診受付に行けば受診できる。」と明言。

同日指示通りにしたところ、初診受付に「受診できない。」と言われました。

★★★今思えばこうすれば良かったのか?★★★

ここで、一応電話予約センターとの遣り取りを、説明したうえで、「そうですか、では結構!」と早々に縁切りし、店主の外来予約に同席し、足早に立ち去るべきでした。
執着は禁物です!
そのうえで、紹介状を発行した病院に戻り、事の顛末を説明し、宛先を変えた紹介状を再発行して貰うべきでした。
そうすれば、貴重な時間や労力、医療費を無駄にせずに済みました。

ただ、宛先が、この段階で、実際入院・手術した病院になっていたとは、考えにくいです。
何しろ、「商学部も居るから、気を付けろ!」ですから^^;

2)初診
多忙ということに気を取られ、また多忙につき正確な判断力が欠如していたのか、一日でいくつもの用事を済ませることに固執していたわたくしは、結局、延々待ち、面談する運びとなりました。
スタッフ紹介や外来担当医表を後から確認すると、名前が出ていないので、恐らく専修医。
無難に進行。
合理的とは思えない血液検査の指示。
退室後、今後の予定を、看護師を介して渡す。
帰宅後予定表に誤った日時が明記されている事に気付き、電話をし、次回予約は実際いつになっているか確認させ、訂正した印刷物を郵送する様請求するなど、大変な手間。
(・・・プリントアウト前に入力内容が正しく反映されているかも確認しない/出来ない人が、外科医になるものなのだ・・・)

3)次回
巡回している案内係に質問しても、「ここで待っていれば良い。」と言われていましたが、予約時間から1時間過ぎても呼び出されず、おかしいと思い受付係に確認したところ、裏側にある診察室と判りました。
そちらへ通じる廊下を通っても気付かず、案内板もなく、誰も教えてくれなくて、どうして知ることが出来るのでしょう。

裏側にある診察室前に行くと、程無く呼び出され、医師の都合で遅くなったため、特段わたくしが間違った場所で待っていてお待たせした訳ではなく、安心。

医師は往々にして、患者が診察室に入って来た瞬間に観察し、疾患を推察するそうですが、逆に、患者のわたくしは目に入った女医から以下の印象を受けました。

アーユルヴェーダの体質:ヴァータ
ヨガ:第一チャクラが弱っている
スピリチュアル:グラウンディング出来ていない
中医学(本来は舌診や脈診が必要です):気虚>血虚>気滞
摂食障害の疑いあり

「(病名を)ググってみましたかぁ?」と確認のうえ、以下の説明をされました。


肺切除(金属でホチキス留め)と塞栓術(金属製コイルを血管内に入れる)、両方金属を使うが、金属アレルギーでも大丈夫なのか、と質問したところ。

「金属アレルギーの患者さんでも、みんな(コイル入れても)大丈夫ぅ~」とのこと。
(金属は体内に入れると、イオン化傾向でも変わるのだろうか?)
執拗に決断をその場で迫られましたが、求めるもその発言の合理的根拠を示されず、選択できる訳も無く、当然暫し経過観察以外しようもない、と回答を留保していたところ、
「良いんですよっ!脳梗塞になった後、手術しても!!」と恫喝されました。

(医師や弁護士の発言は、一般人と異なり、法的評価が高いものだが、これは一体どうした事だろう?!怖くないのか?迂闊にも程がある。というか、その発言をしようとする発想自体に疑問を禁じ得ない。)と驚愕。

帰宅後確認したところ、役職は「助教」でした。
(あれで執刀しているのか・・・)