編み(網)の妙

爽やかな季節がやって参りました。


時節柄、「涼しく暖かい」状態が欲しくなり、通気しつつ暖かい空気を溜め込むフィッシュネットを求め、偶然にも贔屓にしていた(現在東京は渋谷西武を除いて撤退)dollヤフー店を見付け、さらに、イタリアのOROBLU(1978年創業)の面白い品を見付けました↑↑

向かって左がフィッシュネット。右がチュール。


** フィッシュネット **


https://store.shopping.yahoo.co.jp/doll-importlingerie/oroblu-tricot.html


さすが履き心地が良く、確かに、履いた状態でも網目が崩れず揃っており、一目瞭然上質であることから、脚にも気品というベールを掛けてくれます。

** チュール **


https://store.shopping.yahoo.co.jp/doll-importlingerie/oroblu-tulle.html


この前代未聞なチュールを興味本位で求めたのですが、究極の生脚を求め、それにいかに編み物で近付けるのかに拘っているのではないか、と感じます。


拡大すると確かにチュールの目(網)は存在するのですが、日本製のストッキングと呼ばれる物の質感(テカリなど)とは異なり、覆わず自然です!!
確かに、厚味があり、ギュウギュウ締め付ければ、ミステリアスという意味ではなく、本質が隠れ、健全な色気からは遠ざかる、とイタリア人は考えるのではないかと感じます。
しかも、ふわっふわチュールですが、脚ざわりがカショカショはっきりしていて、血行が良くなる気持ちの良さがございます。

イタリア人が偽生脚(?!)を極めようとするならば、フランス人(GERBE 1904年創業! https://store.shopping.yahoo.co.jp/doll-importlingerie/gerbea1caa.html)は、製品の芸術性を追求するのでしょうか。
どちらも素晴らしい編機をお持ちなのは確かです。

** 2色フィッシュネット **


「こんな靴」でも合ってしまい、5年以上前に購入し、ハードに活躍し続けてくれているのに、新品同様で、驚きを提供してくれます。
2色ですので、立体感と、ふんわりした発色が魅力です。

ミバですが網は同じです→https://store.shopping.yahoo.co.jp/doll-importlingerie/gerbe-gmeni.html

5年以上前のGERBE、当時たまたま記録していたものを見付けました。


こちらは、羽化したての蝉の羽の様な質感に、家紋の様な意外と個性的な模様が入り、気に入って現在2枚目です。


地の色も、模様も、イタリア人の趣味趣向とは異なるものだなぁ~と履くたびに感じます。

その時何を着るかによって、どちらも使い様ですね^^ 
ファッションの主は、自分自身ですもの♪