札幌 食の楽しみ♪

と申しましても、日帰りの出張。

限りある胃袋で食したのは、昼食にすし善http://www.sushizen.co.jp/



すし善本店のみやたさん(確か胸の名札にそう書かれていたと記憶しております。)。


失礼ながら、大変にかわいらしい、こどもの様な、また、悟りきった老師の様な、不思議な力のある笑顔。
この顔を拝みに行くだけで、意味の有る所です。

カウンターに座り、メニューを決めるなりみやたさんがされたのは、ガリの準備。
固まりのまま漬けてある生姜を俎板に寝かせ、恐ろしげな刺身包丁で、横向き(俎板に平行)にササーっと切って行くのです!
名人芸ですね、心臓に悪い(-。-)
しかして、これが美味しい♪
生姜のシャキシャキした食感がたまりません。

寿司屋のカウンターで、サラダを初めて食べました。


北海道の新鮮な、味の濃い野菜に、その味を邪魔しない程度にドレッシングが掛かっていました。

牡丹海老


いつもは、味が濃すぎて口がかぶれそうだと思って、恐々食べるのですが、みやたさんの手に掛かると、カボスと適当に刷毛で塗って下さる薄口醤油がバランスしてくれ、牡丹海老の良さのみ存分に味わう事が出来ました。

海栗


実は、どんな名店で新鮮なものを食べても、七転八倒する位苦手で、いつもは人にあげておりますが、すし善のものは、自然と手が伸び、さっぱり、透明感の有る味わいに舌鼓を打つ事が出来、人並みに「海栗美味し~い!」などと口にし、感激でした。

漬け


恥ずかしながら、江戸っ子の癖に、実は、マグロの漬けは・・・美味しいと思ったことが無いのです(-。-;
札幌のすし善なら、サーモンの漬けが戴けるのです♪
しかも、こちらは、漬け汁、タレ、醤油の類が、絶妙の旨味加減!!
天上の味~

デザートの胡麻アイス


上に載っている黒豆で前歯が折れるのではないかと危惧しておりましたが、そそはさすが!ちゃんとやわらかく解凍していました。

建物や室内の和の設えが本当に心地よいすし善ですが、こんなものを発見致しました。

氷室


電気を使っていないそうです!
きっとそういうところも、素材の味を左右するのでしょうね(^-^*)


素材の新鮮な地方に行っても、必ずしも寿司としての完成度が高いとは言えませんが、ここすし善は、全て、満足!
わたくしが拘るシャリの仕上がりも、最高!
みやたさんの豊富な話題にも、楽しませて戴きました。

みやたさんは、以前、銀座店に勤務されていたそうです。
本店にいらっしゃる機会の無い方は、ぜひ、銀座店にお出掛け下さいませ。


夕食は、次郎長 新千歳空港店http://jiro-cho.com/で、ラーメンを♪
「まったく、よくそんなに、食べる事ばかり考えていられる・・・」と呆れられましたが、野菜餃子とこってり塩ラーメンを戴きました。


塩ラーメンは、鶏がらベースの「あっさり塩」ラーメンと、とんこつベースの「こってり塩」ラー メンがありました。
出汁と旨味は有るけれど、良い意味、サラリとしていました。
肉の苦手なわたくしが、パクパクどんどん食の進むチャーシューには、驚きました!
しかも、見本写真には載っていなかった筈のモヤシが載って出てきた時には、歓喜の声を上げてしまいました。

帰り際、「美味しかったです♪」と申し上げたところ、「『おいしい』頂戴しましたー!!」と店内に響き渡る大声で他の店員に知らせ、全員で「ありがとうございます!!」と返ってきたのには、驚きました(^皿^;

札幌に行くと出会えるのは、最高の笑顔ですねd(^▽^)